インターネットを誰でも使用できる時代になりました。
パソコンやスマートフォンがあれば、自分の得たい情報を簡単に入手できます。
好きな音楽や動画のファイルをたくさんダウンロードしている人もいるでしょう。
しかし、それは必ずしも合法とは限らないので注意してください。
知らないうちに法に抵触するような行為をしている可能性があります。
ダウンロードでも違法になるケースがある
ダウンロードできるようになっていても違法であるケースはたくさんあります。
リアルの店舗に行ったときのことをイメージしてください。
店員がこちらを見ていなければ、棚の上の商品を自分のバッグに入れられます。
しかし、それは物理的に可能なだけであって、犯罪であることに違いはありません。
インターネット上でも同じであり、違法だからといって自動的にストップするわけではないのです。
そのため、何が法律に抵触するのか理解しておくことがポイントになります。
基本的には、違法にアップロードされたものを落とした場合、自分も法を犯したことになるのです。
たとえば、漫画を無料で読めるサイトが次々と摘発されている事実を知っている人もいるでしょう。
著作権を侵害しているものを落としたらアウト
そこで漫画のファイルを入手した場合はこのケースに該当してしまいます。
簡単にいうと、著作権を侵害しているものを落としたらアウトというわけです。
ただし、この法律はよく議論の的になっているので、いろいろと変わっていく可能性があります。
近年は論文なども対象になるという話があり、文化の発展を阻害するなどの意見も出ていました。
移り変わりの早いインターネットの世界の法律なので、現状を常に把握できるように注意を払っておくことが大事です。
普通にインターネットを使用している人でも、明確に内容を把握しているケースは多くありません。
たとえば、ストリーミングが違法なのか判断できないという人もいます。
自分の端末に保存してから実は違法だったと知ることも・・・
こちらに関しては、基本的に問題がないという見解が出されていました。
なぜなら、これは明示的にダウンロードしたわけではなく、あくまでも再生のために一時的にキャッシュに入っただけからです。
また、自分の端末に保存してから、実は違法だったと知ることもあります。
これに関しても、基本的には問題がないという見方がされていました。
あくまでも合法でないと知りながら行った場合がNGというわけです。
合法でないという、怪しい海賊版のパッケージなどを連想するかもしれません。
しかし、国内で普通に売られている作品が、著作権を無視してアップロードされている時点で法律に抵触しています。
まとめ
ダウンロードした作品が市販のものだと知っていれば刑事罰の対象になるので注意しましょう。
なお、サイトから落とすだけでなく、ファイル共有ソフトを使ってダウンロードする行為も含まれています。
いずれの手段にせよ、上記のようなファイルをダウンロードした時点で法律違反になると考えておくと良いでしょう。
欲しいからといって安易にクリックしていはいけません。